vaguely

和歌山に戻りました。ふらふらと色々なものに手を出す毎日。

KANJAVA PARTYに参加してきました

はじめに

6/24に行われたKANJAVA PARTYに参加してきました。

今回は関ジャバとしては初となる複数トラック制の、
参加人数も100名超と、普段より少し規模の大きい勉強会でした。

関ジャバとJava

www.slideshare.net

まずは関ジャバについてのお話から。

簡単な歴史や、関ジャバこと関西ジャバエンジニアの会は、あくまで関西中心のジャバエンジニアのための会であって、
必ずしもジャバだけを勉強する会ではない(のでフロントエンドなどの勉強会も行う)、といったお話をされていました。

私も過去に何度も参加させてもらいながら、歴史については知らずにいたためなるほど〜、と感心。

一点、もとの題名であった「すべらない話」を期待していたのは内緒ですw
(念の為書いておくと、滑ってはいませんでしたw)

Spring Securityにできること・できないこと

qiita.com

IPAが公開している安全なWebサイトの作り方で指摘されている脆弱性の内、
Spring Securityが対策してくれることとそうでないことを、脆弱性対策しているサイトとそうでないサイトのサンプルを用意して、比較しながら説明されていました。

Spring Security対策してくれるところ、そうでないところでも保険的なフォローをしてくれるところといった内容を、
デモを交えて説明してくれたのがとてもわかりやすかったです。

あと実践で使用するにあたっては、そのフレームワークや技術がどのように動いているのか、
ということをしっかりと理解できていなければいけない、と改めて感じました。

どうも自分は表面的なところだけで次に進んでしまいがちなので、
セキュリティはもちろん、それ以外も深く追っていかねばと思いました。

安全なWebサイトの作り方も早いうちに読んでおきたいと思います。

JUnit5の味見

speakerdeck.com

ここも相当迷いましたがJUit5に。

このセッションではJUnit5のユーザーガイドをベースに、
かみくだいた内容から気になるところをピックアップする、という方法で進められていました。

ようやくJUnit4を触りだした私としては、話についていけたとは言い難いのですが、
話されていない内容も含めてガッツリ資料にまとめてくれていると、あとから追えるので大変助かります^^;
(翌日次のバージョンが出る、という悲しいオチもありましたが。。。)

Java8に対応したり、便利になっているということはわかった(気がする)ので、
特にプライベートでは積極的にトライしていきたいと思います。

ストリーム処理ことはじめ 〜Akka StreamとRxJava

speakerdeck.com

Java Stream APIの基礎的な説明から、forではなくストリーム処理が何故良いのか、というお話へ。
さらに、Stream APIの抱える課題点と、Akka Streamがどうそれを解決するか、といった流れで説明されていました。

mapなどの処理の中身をStreamから分離する、というのは処理が複雑になったり、
複数ヶ所で同じ処理を行う時に力を発揮しそうですし、これはC#Linqを使うときなんかにも使えるのでは、と感じました。

処理が進んで値が流れていく様子がスライドで表現されていたのも良かったと思いました。

ちなみにAkka Streamを調べるとScalaだけでなくJavaもあるのですが、
Java版も同じように使えるのでしょうか。

その辺りも試してみたいところです。

Kafkaを使ってイベントを中心にしたアプリケーションを作ってみる。Spring Cloudにのせて

bufferings.hatenablog.com

スライドがなく、マインドマップ?をベースにやってみたこと、
困ったことや考えなどを話されていて、ある意味異色のセッションでしたw

Kafkaについての前知識が全くない状態で聴いていたため、
本当にぼんやりとこんな感じかなぁ。。。?と思っているくらいですが、とにかく楽しいセッションでした。

まぁKafkaについても近い内触ってみる、ということで。

あと今回に限らないのですが、bufferingsさんの資料やデモに、
娘さんが描かれたという絵が載せられていて、うらやましいです。

うちの子がもう少し大きくなって、絵を掻けるようになったら真似したいな〜と思っているのですが、いつになるやらw

関西Java女子部ショートセッション大会

関西Java女子部の方々によるショートセッション × 3 + 1

まずは関西Java女子部の活動の説明から、システムに対して理解が薄い顧客に対して自分たちの仕事をどう理解してもらうか、
リファクタリングのススメ、ハンズオン(講師側)のススメといった内容でした(順番違うかも)。

関西Java女子部はTwitterなどで情報は流れてくるものの、
一緒に参加してくれる女性の知り合いはおらんしな〜と思っていたので、活動内容が知れてよかったです。

自分たちの仕事をどう理解してもらうか、というところは、他人事でなく自分も取り組まなきゃいけない内容ですが、
相手も勉強会に賛同してくれた、という話は少しうらやましく感じました。

リファクタリングについては、とにかくネーミングの面白さがwww

speakerdeck.com

真面目なところとしては、私もリファクタリングしようとして、
歯止めが効かなくなって延々と作業し続けてしまうことがあるので、
うまくいかなかったら素直に元に戻す、というのは気をつけていきたいと思います。

ハンズオンについては、講師側を務めたことがないのですが、
今後自分が参加するだけでなく、サポートする側(ハンズオンだけでなく)にもまわってみようかなぁ、と思います。

自分も学ばなきゃいけないことがありすぎるので、バランスが難しそうではありますが(; ・`ω・´)

はてなブックマークAndroidアプリへのKotlinの導入について

speakerdeck.com

以前関モバ(だったと思います)で、Kotlinを使いたい、という話を聴いていたので、
最初このセッションのタイトルを見た時に「おぉ!ついに!」と思っておりました。

というところで前半はKotlin導入への経緯と、既存のJavaコードをどのようにKotlinに置き換えていくか、というお話が、 後半はKotlinの代表的な言語機能をピックアップして説明されていました。

前半については、やっぱり情熱って大事だなぁと感じました。
少々リスクや課題があったとしても、やりたい欲と技術があればまぁなんとかなりますよね。

後半については、プロパティがいまひとつよくわかっていなかったので、
そこに触れてもらえたのが助かりました。

Kansai.kt #3も行われるというし、またKotlinで何か作ってみるかなぁ。

ビアバッシュ

あっという間にセッションもおわり、ビアバッシュに。

今回も懲りずにLTに挑戦しました。

speakerdeck.com

本来の予定では、もう少しJavaよりにするつもりだったのですが、
進捗の具合からAngularメインのお話となりました。

時間は問題なかったのですが、特にビアバッシュに行うLTは、
もう少し聴いている人を楽しませる、ということにも気を遣ってみようと思いました。

まぁビールを出すとか、おっさんギャグを言うとかじゃなくて良いのですがw

あとはせっかくなので、もう少しいろんな人に話しかけるようにしたいところ。

あと岡山の勉強会参加したい。

おわりに

今回に限りませんが、やっぱり複数トラックでセッションがあると、
どれを聴くか迷ったり、自分が聴いている方も良いのだけどあっちも聴きたかった!となりますね。

スタッフの皆様、参加された皆様、会場を提供していただいた日本マイクロソフト様、ありがとうございました!