【今日の一枚】『Blue Cafe』Chris Rea
イギリス出身のシンガー・ギタリスト、Chris Reaの1998年の作品。
基本的に打ち込みのリズム、ベース、ギター・ヴォーカルにシンセが加わる構成で、
後から追加されたという13曲目までシンプルな曲が続きます。
正直シンプルすぎて地味な印象も受けますが、
渋みのある声と、時に叫ぶように歌うスライドギターは聴きどころだと思います。
タイトル曲「Blue Cafe」が、少しラテン風味で特に良い感じ。
「Kyoto Blue」は名前から日本的な何かか?と思いきや、ちょっと東南アジアを思わすインスト曲です。
派手なことも、あれこれ手を出すこともせず、
こだわりの音を紡ぎだす、というスタイルはやっぱりカッコ良いですね。