【今日の一枚】『HOUND DOG TAYLOR AND THE HOUSEROCKERS』HOUND DOG TAYLOR AND THE HOUSEROCKERS
アメリカ出身のブルースマン、HOUND DOG TAYLORの1stアルバム。
グシャッと潰したように歪んだギターを抱え、荒々しいブルースをかき鳴らします。
バンドはGt&Vo、Gt、Drのトリオという変則的な編成。
「She's Gone」「Its Alright」などのようなブルース曲も良いですが、
ロックンロール的な「Walking The Ceiling」「I Just Can't Make It」などもカッコ良い!
身体も揺り動かされます。
「Phillip's Theme」は曲中でテンポが切り替わる面白い一曲。
ですが、やはりなんといっても「Wild About You, Baby」の冒頭から聴けるようなスライドギターが魅力的です。
万人受けするというよりはアクの強い1枚ですが、
彼の作品をリリースするためにレコード会社が設立されたという話にもうなづける魅力のある作品。
今までロックを聴いていて、ちょっとブルースにも触れてみたい、
という人にも良いかもしれませんね。