上海をうろついています 3
はじめに
上海旅行編その2 今回は4日目、5日目です。
福州路
この日は南京東路で待ち合わせ(妻が)だったので、その前にちょっと寄り道することにしました。
南京東路から2、3本道を渡ったところにある福州路です。ここは書店街で大小様々な本屋さんが並んでいるのですが、その中でも最大の上海書城に行くことに。
立ち読みが盛況な中国で本屋って、どうやって売上上げているんだろう、と前から思っていたのですが、買っている人も結構いました。
絶対数が多いだけに、購入者の数も合わせて多いということなのかもしれません。
せっかくなのでプログラミング関連のコーナー(5F)へ行ってみたところ、コーナーの入り口辺りの一角をJAVAが占めていて、やっぱり中国でもJAVAが強いのかしら。と思いました。
モバイルが強いのは日本などと同じようで、AndroidやiOS(Objective-C、Swift)の本もたくさんありましたが、流石にKotlinは見つけられず。
英語版で一冊出ている程度の現状では難しそうですが、中文サイトでKotlinを扱っているところもあるようなので、数年後にはもしかして…?
なお、本の種類はどの言語・環境も以前よりずっと充実していた印象があります。
オライリー本もズラリ。
全然関係ない話ですが、日本の本屋さんて、オライリー本があるところはズラッと並んでいて、そうでないところは一冊もない、というところが多いように思うのですが、これは契約などによるものなのでしょうか。
Androidは一日目に書いた通りGoogle PlayをはじめGoogle関連のサービスが使用できないので、別のものに置き換わっているのかな?と思ったのですが、残念ながら時間の都合でそこまで確認できませんでした。
Android関連の開発者とはいっても、Xiaomiのように独自OSとして展開しているベンダーが多く、(どれかのOSに的を絞るのでなければ)中国のアプリ開発者は日本のOSバージョン分断化以上の問題を抱えていて、余計な同情を禁じえませんでした涙。
結局ふと見つけたWEB+DB PRESSの中文版を購入することにしました。
お昼は渝信川菜で。
ナマズが(脂身が多いのか)柔らかくて美味しかったです。
日本にもナマズ料理を出すお店があると聞いたことがあるのですが、近場では難しいかな。
アマゾンのギフトカード
前回書いたアマゾンのギフトカードですが、ローソンにあったので詳しく見てみたところ、
価格が八八八元だったのが中国の贈り物らしくて面白かったです(八は縁起の良い数字とされています)。
先ほどのWEB+DB PRESSや、サントリーなどが日本とは全然違う味のビールを出していたりと、ローカライズされた製品やサービスに触れられるのも海外旅行の楽しみの一つかもしれませんね。
朱家角
5日目は朱家角へ行きました。
(日本人的には)上海の市街地から遠く離れたところにあり、2号線の終点である徐泾東駅まで移動し、そこからバスで2時間以上かけて到着しました。
見た感じ蘇州や南通などの、上海程都会ではないけどそこそこ開けた都市によくある景色だなぁ、というのが第一印象でした。
街の一角にチェーン店も個人のお店も、潰れたお店(跡)もごっちゃになって集まっている感じが。
お昼はバス停近くにあった京城御面堂へ。
(多分)豚骨のような骨を使ったスープに、スパゲッティぐらいの太さの麺で美味しかったです。
ここは昔人々が住んでいた家を改築したりして利用して作られたところで、細い道沿いに小さなお店がズラッと並んでいます。
ゴールデンウイークということで人も多く、歩くだけでも一苦労でした。
蘇州などと並ぶ水郷の町ということで、町の中央を水路が通っているのですが、いつもながらもう少し水は綺麗にならないものか…。
天気が悪いながらも、たくさんの人が船で水路を渡っていました。
その他
上海に第三のアップルストアが!(@福州路)
25時間営業…。24時間よりもっと働きます的な意味なのか、単に24時間営業の意味を取り違えているのか、判断に困る感じ(@福州路)
130cmで天井近く(ポスターの上部が130cmを指しています)まで届くとなると、大概の成人男性・女性は頭をぶつけますね…。(@多分徐泾東駅)
中国では3Dにとどまらず、6Dや7D、はたまた9Dなるものまで登場しているのですが、残りの「D」は何を表しているのでしょうか。(@朱家角)
おわりに
早いもので残すところあと2日、最終日はほとんど移動のみになることを思うと、あれこれ見られるのは明日で最後です。
おみやげの購入や帰り支度に追われる見込みですが、何か面白いものは見られるでしょうか。