UbuntuでAngular
はじめに
突然ですがラップトップのOSをUbuntuに変更しました。
VirtualBoxにXubuntuを入れたりして遊んでいたのですが、Gnome3を使ってみたくなったので。
Unityの正式版がないことだけが問題なのですが、外で書くことは少ないため、
まぁMac miniで書くことにしても良いかと。
開発版Unityは依存関係の問題でインストールに失敗したのですが、こちらもおいおい試してみる予定です。
まぁ以前もXubuntuなどを使っていたこともあり、概ね問題なくやっぱり新しいマシンで表示するときれいだな〜と思ってはいるのですが、一点ディスプレイが時々点滅するのが気になってはいます。
Gnome3だけでなく、Unityにした場合も、Waylandにした場合も再現するため、ディスプレイマネージャーの問題ではないのか。。。?と思っています。
こちらも問題が解決すれば記事にしたいと思います。
さてさて、今回の本題ですが、ふとAngular.jsに挑戦してみることにしました。
ver.1系は以前少しだけ触ったことがありましたが、今回は2系です。
Angular-cliを使ってHello world(正確にはApp works)を表示するところまでをまとめることにします。
設定
ディレクトリ名
とりあえずディレクトリ名を英語に変更します。
Mozc
また、Gnome3の場合デフォルトだと日本語入力(Mozc)が起動しないようです。
設定 > 言語サポート で追加のパッケージをインストールし、「キーボード入力に使うIMシステム」を「fcitx」に変更します。
一旦ログインし直すとMozcが使えるようになる。。。はず。
ショートカット
設定 > キーボード > ランチャー で、「ホームフォルダ」のショートカットを「Super + E」にします。
これでWindowsと同じくWindowsキー + Eキーでファイルエクスプローラが開きます。
開発ツール
開発するにあたって使用するエディタはVisual stutio codeとします。
以前参加した勉強会でもおすすめされていたので、まずはそこに乗っかってみようかと。
インストール自体はdebパッケージをダウンロードして、ダブルクリックでインストール。
https://code.visualstudio.com/download
ということで、細かいことを考えなければほとんどWindows同様にインストールが可能になります。
プラグインとしては「Angular 2 + Snippets」をインストールしました。
Node.jsのインストール
Angular.jsの環境を整える前に、まずはNode.jsのインストールですね。
ここを参考にaptでインストールしてみることにします。
パッケージマネージャを利用した Node.js のインストール - Node.js
curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_7.x | sudo -E bash - sudo apt update sudo apt install -y nodejs
完了後、「node -v」や「npm -v」でバージョン番号が返ってくるかを確認しておきます。
Angular-cliのインストールに失敗する
さて、準備が整ったらAngular-cliをインストールします。
npmを使ってインストールするだけなので、簡単簡単…。
npm install -g @angular/cli
※「npm install -g angular-cli」としている情報が多いのですが、実行してみるとそれはDeprecatedになったから「@angular/cli」にしてね、とWarningが出ていました。
失敗しましたorz
エラーメッセージをたどると、どうやら権限エラーの様子。
ググッてみたら出てきました。
私の場合は「対策2」で解決できました。
Node.jsのインストールを管理者として行っているから…?
インストールに成功したら、「ng help」でヘルプが表示されることを確認します。
問題がなければ「ng new プロジェクト名」でプロジェクトを作成します。
IP Addressで開く
作成したプロジェクト直下で、「ng serve」を実行すると「localhost:4200」で「App works!」というページが表示されます。
これだと他の端末(スマホとか)からアクセスできないので、「localhost」部分をIP Addressに変更してアクセスしてみよう!
失敗しましたorz
どうもアクセスが拒否されている様子。
う〜ん、と思っていつつググったら方法が見つかりました。
ng serve --host 0.0.0.0
全ホストからのアクセスを許可することで、他の端末からでもアクセスすることができるようになりました。
そういえばSinatraでも同じ仕様で、同じ対処法を適用した覚えが…。
とにかくこれで、PC・スマホからアクセス可能になりました。
次回からは実装部分のお話になる…はず。
参考
Ubuntu設定
Node.js
Angular.js
【Unity】カメラを回転させるメモ
はじめに
とあるきっかけで、マウス操作などに合わせてカメラをあれこれ回転させてみたくなったので、そのメモを残します。
カメラを回転させる
まずは画面上をマウスの左クリックボタンでドラッグしたときに、カメラが回転するようにしてみます。
using UnityEngine; public class MainCtrl : MonoBehaviour { public Camera MainCamera; private Vector3 lastMousePosition; private Vector3 newAngle = new Vector3(0, 0, 0); private void Update () { if (Input.GetMouseButtonDown(0)) { // マウスクリック開始(マウスダウン)時にカメラの角度を保持(Z軸には回転させないため). newAngle = MainCamera.transform.localEulerAngles; lastMousePosition = Input.mousePosition; } else if (Input.GetMouseButton(0)) { // マウスの移動量分カメラを回転させる. newAngle.y -= (Input.mousePosition.x - lastMousePosition.x) * 0.1f; newAngle.x -= (Input.mousePosition.y - lastMousePosition.y) * 0.1f; MainCamera.gameObject.transform.localEulerAngles = newAngle; lastMousePosition = Input.mousePosition; } } }
これでカメラを中心に回転させることができます。
オブジェクトを中心に回転させる
例えばこれを、何らかのオブジェクトを中心に回転させたい場合。
その中心となる場所にGameObject(表示が不要なら空でOK)を置き、カメラはその子どもにし、回転処理を親オブジェクトに対して実行すればOKです。 (↑のコードのCameraをGameObjectに変更してください)
対象物に向けて回転させる
マウス操作でカメラや親オブジェクトを回転させたあと、何らかのきっかけで元の角度に戻してみます。
一瞬で元に戻すだけであれば、ターゲット(今回はCube)に対してLookAtをしてあげればOK。
なのですが、今回は滑らかに動かしたかったため、DOTweenを使って実現してみました。
using UnityEngine; using DG.Tweening; public class MainCtrl : MonoBehaviour { public GameObject MainCamera; public GameObject TargetObject; private Vector3 lastMousePosition; private Vector3 newAngle = new Vector3(0, 0, 0); private void Start() { DOTween.Init(false, true, LogBehaviour.ErrorsOnly); } private void Update () { if (Input.GetMouseButtonDown(0)) { newAngle = MainCamera.transform.localEulerAngles; lastMousePosition = Input.mousePosition; } else if (Input.GetMouseButton(0)) { newAngle.y -= (Input.mousePosition.x - lastMousePosition.x) * 0.1f; newAngle.x -= (Input.mousePosition.y - lastMousePosition.y) * 0.1f; MainCamera.gameObject.transform.localEulerAngles = newAngle; lastMousePosition = Input.mousePosition; } if (Input.GetMouseButtonUp(1)) { var rotation = Quaternion.LookRotation(TargetObject.transform.position - MainCamera.transform.position); MainCamera.transform.DORotateQuaternion(rotation, 0.5f) .SetEase(Ease.InOutBounce) .OnComplete(()=> Debug.Log("Finished")); } } }
【Spring boot】サンプルを Doma + log4j2 + Gradle + PostgreSQLで置き換えてみた
はじめに
はじめてのSpring Bootをサンプルの写経をしながら読みました。
ここでは、そのときのサンプルを元に、前から気になっていた下記を使って置き換えてみたときのメモを残します。 * Doma * log4j2 * Gradle * PostgreSQL
Gradle
サンプルではMavenを使っていますが、今回はGradleを使うことにしました。
AndroidなどでもGradleを使いますし、多少こちらの方が慣れているかと思ったので。
※下記の説明に合わせて順番に試していく場合は一度に置き換えるのではなく、1つずつ追加・変更していってください。
build.gradle
apply plugin: 'java' apply plugin: 'eclipse' apply plugin: 'org.springframework.boot' sourceCompatibility = 1.8 buildscript { ext { springBootVersion = '1.5.1.RELEASE' } repositories { mavenCentral() } dependencies { classpath("org.springframework.boot:spring-boot-gradle-plugin:${springBootVersion}") } } jar { baseName = 'loginlogout' version = '0.0.1-SNAPSHOT' } repositories { mavenCentral() } dependencies { compile('org.springframework.boot:spring-boot-starter') compile("org.springframework.boot:spring-boot-starter-web") compile ("org.springframework:spring-jdbc") runtime('org.postgresql:postgresql') compile("org.bgee.log4jdbc-log4j2:log4jdbc-log4j2-jdbc4.1:1.16") compile "org.seasar.doma.boot:doma-spring-boot-starter:1.1.0" compileOnly "org.projectlombok:lombok:1.16.12" testCompile('org.springframework.boot:spring-boot-starter-test') }
後述するDomaやlog4j2、PostgreSQLも追加しています。
PostgreSQL
サンプルではDBとして組み込みのH2を使っていますが、今回はAmazon RDS上に作成したPostgreSQLのテーブルにアクセスすることにしました。
まずSoftware Design 2016年10月号の記事などを参考にRDSにPostgreSQLのDBを「customerdemo」という名前で作成します。
DBが使用可能になったら、GradleにPostgreSQL(runtime(‘org.postgresql:postgresql’))を追加し、src/main/resourcesにあるapplication.propertiesを下記のように変更します。
※あとでDomaを使用するときにConfigクラスに移動させます。
application.properties
spring.datasource.url=jdbc:log4jdbc:postgresql://DBのエンドポイント:DBのポート番号/customerdemo spring.datasource.username=DB作成時に設定したユーザー名 spring.datasource.password=DB作成時に設定したパスワード
- 「customerdemo」はDBの名前です。
このまま実行すると、テーブルが見つからないとエラーになるため、src/main/resourcesに「scheme.sql」を作成します。
scheme.sql
CREATE TABLE IF NOT EXISTS customers( id SERIAL NOT NULL, first_name VARCHAR (50), last_name VARCHAR (50) );
「scheme.sql」は起動時に自動で実行される、ということなので、テーブルが存在しなかった場合は追加するようにします。
実行して、エラーが出ることなくページが表示されればOKです。
log4j2
サンプルではログを取得するために「log4jdbc-remix」を使用しています。
しかし開発がストップしているとのこと。
ということで、「log4jdbc-log4j2」を使ってみます。
まずはGradleのlog4jdbcを変更します。
compile("org.bgee.log4jdbc-log4j2:log4jdbc-log4j2-jdbc4.1:1.16")
そしてapplication.propertiesを下記のように変更します。
application.properties
spring.datasource.driver-class-name=net.sf.log4jdbc.sql.jdbcapi.DriverSpy spring.datasource.url=jdbc:log4jdbc:postgresql://DBのエンドポイント:DBのポート番号/customerdemo spring.datasource.username=DB作成時に設定したユーザー名 spring.datasource.password=DB作成時に設定したパスワード logging.level.jdbc=OFF logging.level.jdbc.sqltiming=DEBUG
また、application.propertiesと同じくsrc/main/resourcesに「log4jdbc.log4j2.properties」と「logback-spring.xml」を作成します。
log4jdbc.log4j2.properties
log4jdbc.spylogdelegator.name=net.sf.log4jdbc.log.slf4j.Slf4jSpyLogDelegator
logback-spring.xml
< ?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> < configuration> < include resource="org/springframework/boot/logging/logback/base.xml"/> < logger name="jdbc.sqlonly" level="DEBUG"/> < logger name="jdbc.sqltiming" level="INFO"/> < logger name="jdbc.audit" level="INFO"/> < logger name="jdbc.resultset" level="ERROR"/> < logger name="jdbc.resultsettable" level="ERROR"/> < logger name="jdbc.connection" level="DEBUG"/> < /configuration>
最後に、Configクラスを作成します。今回は「MainConfig」というクラスを作成しました。
MainConfig.java
package jp.example.config; import org.springframework.boot.autoconfigure.jdbc.DataSourceBuilder; import org.springframework.boot.context.properties.ConfigurationProperties; import org.springframework.context.annotation.Bean; import org.springframework.context.annotation.Configuration; import org.springframework.jdbc.datasource.TransactionAwareDataSourceProxy; import javax.sql.DataSource; @Configuration public class MainConfig{ @Bean @ConfigurationProperties("spring.datasource") public DataSource dataSource() { return DataSourceBuilder.create().build(); } }
実行してエラーが出ることなくログが取得できればOKです。
Doma
Domaはデータベースにアクセスするためのフレームワークです(カンペを見ながら)。
「はじめてのSpring Boot」ではJPAを使って実装していた部分を置き換えます。
実は去年勉強会に出てからずっと気にはなっていたのですが、 触る機会がないままだったので、ここぞとばかりに試してみることにしました。
まずSpring Boot用のものを使うため、Gradleに「compile “org.seasar.doma.boot:doma-spring-boot-starter:1.1.0"」を追加します。
Domaを利用する上で最低限必要となるクラスが下記の3つです。
- Configクラス
- Entityクラス
- Daoインターフェイス
Configクラス
接続先のDBのURLなどを指定します。つまり先程application.propertiesに書いていた内容をこのクラスにまとめます。
MainConfig.java
package jp.example.config; import org.seasar.doma.jdbc.Config; import org.seasar.doma.jdbc.SimpleDataSource; import org.seasar.doma.jdbc.dialect.Dialect; import org.seasar.doma.jdbc.dialect.PostgresDialect; import org.springframework.boot.autoconfigure.jdbc.DataSourceBuilder; import org.springframework.boot.context.properties.ConfigurationProperties; import org.springframework.context.annotation.Bean; import org.springframework.context.annotation.Configuration; import javax.sql.DataSource; @Configuration public class MainConfig implements Config { private static final SimpleDataSource dataSource; private static final Dialect dialect = new PostgresDialect(); static { dataSource = new SimpleDataSource(); dataSource.setUrl("jdbc:log4jdbc:postgresql://DBのエンドポイント:DBのポート番号/customerdemo"); dataSource.setUser(DB作成時に設定したユーザー名); dataSource.setPassword(DB作成時に設定したパスワード); } @Override public DataSource getDataSource(){ return dataSource; } @Override public Dialect getDialect(){ return dialect; } @Bean @ConfigurationProperties("spring.datasource") public DataSource dataSource() { return DataSourceBuilder.create().build(); } }
- グレーの部分は先程log4jdbc-log4j2で設定した部分です。
- 本当であれば「spring.datasource.driver-class-name=net.sf.log4jdbc.sql.jdbcapi.DriverSpy」などもこちらにまとめることができると思うのですが、まだ方法が分からなかったのでそのままapplication.propertiesに残しています。
Entityクラス
DBのテーブルのデータを持つためのクラスです。クラス名、変数はDBのテーブル、カラム名と同じである必要があります。
「はじめてのSpring Boot」のサンプルにおけるDomainクラスの役割だと考えています。
(DomaでもDomainクラスは使用するのですが、今回はスキップしています)
Customers.java
package jp.example.entity; import org.seasar.doma.Column; import org.seasar.doma.Entity; import org.seasar.doma.GeneratedValue; import org.seasar.doma.GenerationType; import org.seasar.doma.Id; @Entity public class Customers { @Id @GeneratedValue(strategy = GenerationType.IDENTITY) @Column(name = "id") public long id; public String first_name; public String last_name; }
- 「@GeneratedValue(strategy = GenerationType.IDENTITY)」を付けることでInsert時に自動的に値を付与できます。
- 「@Column(name = “id”)」でカラム名を指定できます。これがないと正しく「id」というカラム名を見つけられず、エラーになっていました。
Daoインターフェイス
InsertやUpdate、SelectのようにDBにアクセスするためのメソッドを持ちます。
CustomerDao.java
package jp.example.dao; import jp.example.config.MainConfig; import jp.example.entity.Customers; import org.seasar.doma.Dao; import org.seasar.doma.Insert; import org.seasar.doma.Update; import org.seasar.doma.Delete; import org.seasar.doma.Select; import org.seasar.doma.boot.ConfigAutowireable; import org.springframework.transaction.annotation.Transactional; import java.util.List; @ConfigAutowireable @Dao(config = MainConfig.class) public interface CustomerDao { @Insert @Transactional int insert(Customers entity); @Update @Transactional int update(Customers entity); @Delete @Transactional int delete(Customers entity); @Select ListselectAll(); @Select Customer selectById(Integer id); }
呼び出し
例えばControllerでルートURLにアクセスした場合に全アイテムを表示する、という場合の呼び出しは以下のようにできます。
MainController.java
package jp.example.controller; import jp.example.dao.CustomerDao; import jp.example.entity.Customers; import org.springframework.beans.factory.annotation.Autowired; import org.springframework.web.bind.annotation.RequestMapping; import org.springframework.web.bind.annotation.RestController; import java.util.List; @RestController public class MainController { private final CustomerDao customerDao; @Autowired public MainController(CustomerDao customerDao) { this.customerDao = customerDao; } @RequestMapping(path = "/") ListselectAll(){ // ルートURLにアクセスしたらアイテムを全て表示. return customerDao.selectAll(); } }
- 今回は特に表示部分を作成していないため、検索結果がJson形式で表示されます。
- IntelliJ IDEAではAutowiredの部分で「Could not autowire.~」とエラーとなりますが、実行自体は問題なくできます。
SQL
Select文については、実行するためのSQLファイルを作成する必要があります。
例えば「selectAll()」というメソッドを追加したい場合、以下の場所に「selectAll.sql」というファイルが必要です。
src/main/resources/META-INF/jp/example/dao/CustomerDao
※jp/example/daoの部分はCustomerDao.javaのパッケージに揃えます。
selectAll.sql
SELECT /*%expand*/* FROM customers
なお、「selectById(Integer id)」のように引数を持つ関数の場合は、SQLの中でも引数の値を使用しないとエラーとなります。
selectById.sql
SELECT /*%expand*/* FROM customers WHERE id = /* id */0
エラー内容
SQLファイル[META-INF/jp/example/dao/CustomerDao/selectById.sql]の妥当検査に失敗しました。メソッドのパラメータ[id]がSQLファイルで参照されていません。
SQLが見つからない
DAOインターフェースにSelect文を追加した時、SQLが見つからない、というエラーが発生しました。
ここでちょっとハマりました。
CustomerDao.java上では上記で正しくSQLを認識してくれるのですが、ビルドするとSQLが見つからないとエラーが発生します。
Error:(25, 20) java: [DOMA4019] ファイル[META-INF/jp/example/dao/CustomerDao/selectById.sql]がクラスパスから見つかりませんでした。ファイルの絶対パスは"~省略~loginlogout\build\classes\main\META-INF\jp\example\dao\CustomerDao\selectById.sql"です。
・・・なんかパスが違う?
対策を調べたところ、Project Structure > Modules > プロジェクト名_main > Paths > Compiler outputを、「Use module compile output path」ではなく、「Inherit project compile output path」に変更することでエラーが無くなりました。
「Rebuild Project」を実行すると元に戻ってしまったりするため、完全とは言えないのですがとりあえずこれでうまく動作するようになりました。
おわりに
とりあえず前から気になっていたものを使ってみる、ということで、正直ほとんどコピペで切って貼っただけ、というもやもやした内容となっています。
まぁ何にせよまず動く環境が手に入ったので、あれこれ試しつつそれぞれ突っ込んで調べてみたいと思います。
参考
Spring Boot
PostgreSQL
Amazon RDS
log4jdbc-log4j2
- log4jdbc-log4j2 - brunorozendo - GitHub
- Spring Boot で log4jdbc-log4j2 を使用してSQLを出力する - Qiita
- Spring Boot解説第9回(開発環境編:ログの設定について~log4jdbc) - Qiita
Doma
Groovyでテキストファイル操作
はじめに
やりたいこと:
- ローカルに置いてあるテキストファイルに、一定時間ごとに書き込む。
- 「q」と入力したらストップ。
ちょっと上記のような処理が必要になったため、入門がてらGroovyで書いてみることにしました。
書き込みとタイマー
ベラっと書きたかったのでベタ打ちでパス指定したテキストファイルに、2種類の内容を交互に書きます。
class WriterTask extends TimerTask{ def targetFile = new File("test.txt") boolean flag = false void run(){ targetFile.text = (flag)? "Test1": "Test2" flag = !flag } } Timer timer = new Timer() timer.schedule(new WriterTask(), 0, 5000)
あまりJavaと変わらない気がするのは気のせいです。
(そもそもTimerやTimerTaskは、Javaのものを利用しているので仕方ないところがあります)
以下のimport文が不要なのは、Groovyではデフォルトでインポートされているから、ということでよりコード量が抑えられていますね。
import java.util.Timer import java.util.TimerTask
さて、動作自体はこれで問題ないのですが、一度スタートさせると止まらない、という問題点があります。
特にGroovyConsoleで動かすとInterruptボタンも押せず、タスクマネージャーで無理やり止めたりしていました。
これはこれで気になるのですが、ここでは標準入力を受け取って、「q」が入力されたらストップさせる、ということにします。
入力を受けつける
ターミナルなどからの入力を受け付ける場合は、BufferedReader使うのが良さそうです。
class WriterTask extends TimerTask{ def targetFile = new File("C:\\Users\\masanori\\test.txt") boolean flag = false void run(){ targetFile.text = (flag)? "Test1": "Test2" flag = !flag } } def getInput(){ def reader = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in)) reader.lines().any{ line -> if(line == "q") { System.exit(1) } else { return true } } } Timer timer = new Timer(); timer.schedule(new WriterTask(), 0, 5000) getInput()
おわりに
某Twitterで話題になっていたこともあり挑戦したGroovyですが、今回のようにサッと書いて動かしたい、という場合に便利そうです。
(規模が大きくなる場合は、慣れの問題もあるとは思いますが、静的に型を持っている言語の方が今のところは良いかな、と思っています)
お手軽度で言えばGroovyConsoleで書いて実行、というのが良さそうですが、IntelliJの入力補完も便利で、慣れや処理の規模に合わせて選択するのも良さそうです。
あと個人的にGroovyに触れる機会が多いと思っているGradleについてももう少し調べてみたいところ。
ということで、のんびりペースにはなると思いますが、あれこれ試していきたいと思います。
参考
【Unity】Windows Store AppでUniRxのIObservableを使う
はじめに
ハマったのでメモ。
※今回の方法でとりあえず動作することは確認しましたが、正しい対処法かどうかは保証できませんのであしからず。
UniRxの一部のinterfaceは、.Net4.0以降のinterfaceと競合するものがあり、Windows Store App(以下WSA)用にビルドする場合にエラーとなる場合があります。
- README.md - UniRx - neuecc - GitHub
- Unity+UniRxでUWP対応のWSA(Windows Store App)を開発するときの備忘録 - プログラミングで世界を変える
ここでは名前空間などを使用せずに、「UniRx.IObservable」なら「IObservable」としてね、とありました。
ところが、そのような方法をとっても「IObservable」が見つからないとエラーとなり、うまくビルドできませんでした(Unity5.5.0f3を使用)。
あれこれ試したところ、一応これでビルドができるようになりました。
.Net4.0との切り分け
まず.Net4.0の場合に、UniRxではなくSystem.IObservableが呼ばれるようにしてみます。
#if NETFX_CORE || NET_4_0 using System; #endif using UnityEngine; using UniRx; using UnityEngine.UI; public class MainCtrl : MonoBehaviour { public Button CompleteButton; private void Start () { CompleteButton.onClick.AsObservable() .Subscribe(_ => { // ボタンが押されたら一旦非表示. CompleteButton.gameObject.SetActive(false); ExecuteSomething().Subscribe(result => {}, () => { // 一定時間経過後に再表示. CompleteButton.gameObject.SetActive(true); }); }); } private IObservableExecuteSomething() { return Observable.Create (observer => { Observable.Timer(System.TimeSpan.FromSeconds(2d)) .Subscribe(tim => { }, () => { observer.OnNext(0); observer.OnCompleted(); }); return new CompositeDisposable(); }); } }
- 「using System;」を分けているのは、「IObservable」の競合を避けるためです。
2017.01.31 7.21更新
ExcecuteSomethingの処理をNETFX_CORE、.Net4.0用に分けて書いていましたが、
内容が全く同じ(実行時に「UniRx.IObservable」と「System.IObservable」が自動で切り替わる)なため削除しました。
ただし、これだけだとまだエラーが発生していました。
で、あれこれ探っていたところ、下記のページを見つけました。
ここの中で、UniRxの「IObservable」を、「NETFX_CORE」環境では除外する提案がされています。
もしや…と思い、Assets/Plugins/UniRx/Scripts/System/IObservable.csを下記のように変更してみました。
IObservable.cs
// defined from .NET Framework 4.0 and NETFX_CORE using System; #if !(NETFX_CORE || ENABLE_MONO_BLEEDING_EDGE_EDITOR || ENABLE_MONO_BLEEDING_EDGE_STANDALONE || NET_4_0) namespace UniRx ~省略~
- 赤字の部分を追加しました。
おわりに
これでエラーが無くなり、無事ビルドすることができるようになりました。
ただしREADMEの内容を私が読み違えている恐れがあるため、これが正しい対処法かどうかは、分からない、という不安は残っています。
今後Unityが.Net4.0以上に対応するときには、この辺の問題も解決済みかもしれませんが、まぁ何かの役に立てば、ということでここに書き残しておきます。
参考
- README.md - UniRx - neuecc - GitHub
- Windows Phone/Store: Ambiguous reference - Issue #44 - neuecc/UniRx - GitHub
- Unity+UniRxでUWP対応のWSA(Windows Store App)を開発するときの備忘録 - プログラミングで世界を変える
- c# - The type or namespace name ‘IObservable’ could not be found. Are you missing a using or directive or assembly reference? - Stack Overflow
UniRxでObservableを作る・つなげる
はじめに
Observableは作れる!ということで(完全に思いつきで発言しています)、CreateやSelectManyを使ってみます。
なお、本来はRxJavaとUniRxの対応表を作ってみたい 1の続編にするつもりでしたが、今回はUniRxのみ扱います。
Observableを作る
例えば時間のかかる処理を行う関数で、戻り値としてIObservable<T>を返すことで、処理の完了を呼び出し側で受け取れるようにします。
private IObservableExecuteSomething() { return Observable.Create (observer => { // 何らかの処理. observer.OnNext(0); observer.OnCompleted(); return new CompositeDisposable(); }); }
Observable.Create<T>{何らかの処理}でObservableを作ります。
- <T>の型はintだけでなくstringやTexture2Dなども使用可能ですが、関数の戻り値IObservable<T>と、Observable.Create<T>、observer.OnNext(T)の型を合わせる必要があります。
(というかOnNextで呼び出し元に値を渡すことができるので、そこで必要な値の型を指定します) - {何らかの処理}では戻り値としてDisposableを渡します。
これは変数に入れて渡すことも可能ですが、Createのときに新規作成する必要があります (Startなどで1回しか作成しないと、1回Completeした後Observable.Create直後に完了してしまうようになります)。 - {何らかの処理}の中でobserver.OnNext(T)、observer.OnComplete()、observer.OnError(Exception)を呼び出すことで、呼び出し元に通知することができます。
呼び出し
このExecuteSomething()を呼び出すには、ExecuteSomething().Subscribe()を実行します。
Subscribeしないと{何らかの処理}の内容が実行されないので注意が必要です
(私はたまに忘れます\(^o^)/)。
ExecuteSomething() .Subscribe( result => {/* observer.OnNext実行時に呼ばれる(resultはOnNext(T)の引数) */}, error => {/* observer.OnError実行時に呼ばれる(errorはOnError(Exception)の引数) */}, () => {/* observer.OnComplete実行時に呼ばれる */});
- 上記はOnNext、OnError、OnComplete全て書いていますが、不要な場合はOnError、OnCompleteを省略できます。
Error
{何らかの処理}の中でErrorが発生した時に呼び出し元に通知が欲しい場合はobserver.OnError(Exception)を実行します。
例えば下記の場合は引数としてFileNotFoundExceptionを渡します。
private IObservableLoadTexture(string path) { return Observable.Create (observer => { if (!File.Exists(path)) { observer.OnError(new FileNotFoundException("ファイルがないアルヨ")); // OnErrorを実行しても処理自体は止まらないのでreturnで処理を中断. return new CompositeDisposable(); } ~省略~ }); }
なお、OnErrorを呼び出し元に返すためには呼び出し元、呼び出される側(ExecuteSomething、LoadTexture)の両方でOnErrorの処理を書いておく必要があり、どちらかが書かれていない場合は通常のErrorと同じように扱われます。
ここは注意が必要かもしれません。
private IObservableLoadTexture(string path) { return Observable.Create (observer => { // パスから画像読み込み. var newTexture = new Texture2D(1, 1); newTexture.LoadImage(File.ReadAllBytes(path)); observer.OnNext(newTexture); observer.OnCompleted(); return new CompositeDisposable(); }); }
Observableをつなげる
例えば画像を読み込んで、それをMaterialのTextureにセットする処理を行う場合。
それぞれ下記のような関数を作ってみました。
private IObservableLoadTexture(string path) { // パスから画像を読み込む. return Observable.Create (observer => { if (!File.Exists(path)) { observer.OnError(new FileNotFoundException("ファイルがないアルヨ")); return new CompositeDisposable(); } var newTexture = new Texture2D(1, 1); newTexture.LoadImage(File.ReadAllBytes(path)); observer.OnNext(newTexture); observer.OnCompleted(); return new CompositeDisposable(); }); } private IObservable AttachMainTexture(Texture targetTexture) { // Materialに画像をセットする. return Observable.Create (observer => { TargetMaterial1.SetTexture("_MainTex", targetTexture); observer.OnCompleted(); return new CompositeDisposable(); }); }
これを実行する場合に、それぞれをSubscribeすることもできますが、 下記のように一纏めにすることができます。
// LoadTextureを呼び出して画像を読み込む. LoadTexture(Application.dataPath + @"/files/image1.png") // LoadTextureのOnNextで渡された画像を使ってAttachMainTextureを呼び出す. .SelectMany(texture => AttachMainTexture(texture)) .Subscribe( result => Debug.Log("OnNext"), () => Debug.Log("finished"));
- あるObservableの処理が終わったあと、OnNextで渡された値を使ってそのまま別のObservableをSubscribeしたい場合、「SelectMany」を使うことができます。
- 同じものを呼び出したい場合などは「Concat」を使います。
- SubscribeのOnNext、OnError、OnCompleteは後から読んでいるAttachMainTextureのものが反映されるため、例えばLoadTextureのOnCompleteのタイミングで何かをしたい、ということであればSelectManyなどを使わず分割した方が良さそうです。
参考
【Unity】ScriptからMaterialにTextureを設定する
はじめに
UnityのScript(C#)からMaterialにNormalmapなどのTextureを設定する方法をメモっておきます。
MaterialにTextureをセットする
例えばMaterialにNormalmapのTextureをセットするには下記を実行します。
public Texture NormalmapTexture; public Material TargetMaterial; private void Start(){ TargetMaterial.SetTexture("_BumpMap", NormalmapTexture); }
「SetTexture」の第一引数にプロパティ名を、第二引数に設定するTextureを指定します。
他にもDiffuse(オブジェクトのベースカラー)を設定したい場合は「MainTex」、Specularなら「SpecGlossMap」(Materialの種類を「Standard(Specular setup)」などに変更する必要があります)で設定できます。
※Diffuseについては「Material.mainTexture」でも設定できます。
さて、このプロパティ名は何を参照すればよいでしょうか。
ShaderのEditorを開く
- まずInspector上で変更対象のMaterialを開き、Material名の上で右クリック -> Edit Shader を開きます。
- 「Properties」から名前を探します(左側がプロパティ名です)。